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きょうはイギリスの児童文学作家、フィリパ・ピアスの誕生日です。
1920年、ケンブリッジシャーのグレート・シェルフォードという村に生まれます。
大学を卒業後、学生時代に書いた物語の草稿がBBCの職員の目に留まり、1945年に英国放送協会(BBC)のラジオ放送部門に就職。ロンドンで脚本家・プロデューサーとして働きました。
その後肺結核にかかり休職するも、新しい物語を思いつき1955年に最初の著書「ハヤ号セイ川をいく」を刊行しました。
スタジオジブリの宮崎駿監督は、影響を受けた児童文学作家のひとりにフィリパ・ピアスをあげています。
今日の1冊は
『消えた犬と野原の魔法』(フィリパ・ピアス∥作 さくま ゆみこ∥訳 徳間書店)
ティルは悲しい気持ちで目を覚ました。大事な飼い犬のベスが昨日から行方不明なのだ。すると"見つけ屋"を名乗る不思議なおじいさんが現れて、犬を探しに行こうと言い…。