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今日はマークトウェイン作『ハックルベリー・フィンの冒険』の初版が出版された日です。
ハックルベリー・フィンの冒険の舞台は、南北戦争以前のアメリカ。トム・ソーヤーの親友のハックルベリー・フィンによって語られる作品です。
前作『トム・ソーヤーの冒険』の最後に金貨を手にしたトムとハック。その後、金貨の管理人となった夫人の屋敷に住みはじめたハックは、自由気ままな生活とは真逆の日々に堅苦しさを覚えます。
ある日、金貨のうわさを聞きつけ、行方をくらましていたハックの父がハックを連れ去ってしまいます。なんとか逃げ切ったハックは黒人のジムと再会し、奴隷制度を廃止した自由州へむかうため、ミシシッピ川を下る冒険に旅立ちました。
今日の1冊は
『『ハックルベリー・フィンの冒けん』をめぐる冒けん』
（柴田 元幸∥編著 研究社）
ハック・フィンと柴田元幸の冒けんふたたび。ハック・フィン、人と言葉の徹底解説、幻に終わった『ハック・フィン』2つのエピソードの初訳・新訳…。アメリカ文学で一番愛される名著を味わいつくす冒けん。
