[BookShelf Image]:1972
文化15年2月6日は、北海道を探検した探検家の松浦武四郎が誕生した日です。
伊勢に江戸時代末期に生まれた松浦武四郎は、探検家、著述家、浮世絵師、好古家です。
その当時松前藩が納めていた蝦夷地を探検し、北海道と名づけました。
アイヌ民族の言葉も研究し、のちにアイヌ民族やアイヌ文化についての研究や記録に
努めました。
今日の一冊は
『松浦武四郎の四国遍路をたどる』(武内文治/著)
青年時代の松浦武四郎が四国を巡ったときから
探検家としての実力が発揮されていたようです。
旅する巨人、松浦武四郎を仰ぎ見ながら
著者が武四郎の足取りをたどりながら、歩き遍路を実際におこなった
旅の記録、四国遍路の考現学となっています。