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今日は今なお現役棋士としてタイトルを保持しておりその圧倒的な強さから「魔王」とも呼ばれている井山裕太棋士がタイトル7冠独占を達成した日です。

井山棋士は2002年に中学1年生ながら院生リーグを71勝8敗という圧倒的な成績で入段し、プロ入りを果たしました。平成生まれ初のプロ棋士となり、そのころヒカルの碁のテレビ放映が始まった頃でもあり、同番組の本編終了後のコーナーにて特集され、新聞にも掲載されました。

プロ入り後の成績もプロ入りの年は21勝4敗、2003年も32勝13敗と順調に勝ち星を挙げており、その翌年もタイトル戦の予選で格上棋士と闘い勝利しています。2005年にはNHK杯に出場する選手に選ばれ、史上最年少でNHK杯に出場を果たし、その後16歳になってすぐに中野杯にて優勝。その後この大会の三連覇、この年の新人王戦にて準優勝しています。その後も最年少記録をどんどん打ち立てています。

そして2016年に日本囲碁界史上初となるタイトル7冠独占という記録を打ち立てました。その後、名誉棋聖、天元、碁聖、二十六世本因坊という名誉資格を保持しています。(年齢未達)

 

そんな今日の一冊はこちら「わが天才棋士・井山裕太」(石井邦夫/著)です。

本書は囲碁界では今や知らぬものはいないほどの棋士となった井山裕太の師匠、石井邦夫九段が弟子入り前から今に至るまでの井山裕太を記憶や記録と共に語る内容となっており、盤上では魔王と呼ばれる井山裕太の人物像が分かるような内容となっております。

2024年 (令和6年)
5月4日(土)
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時間:9:00~20:00
休館:火曜日(毎週)、金曜日(最終週のみ)