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5月10日はコットンの日です。
日本紡績協会が国産綿素材の需要拡大を目指して、1995年10月に制定しました。
今日紹介する一冊は、
『木綿口伝』(福井貞子/著)です。
ものと人間の文化史シリーズの93巻目にあたります。
今でこそ木綿の服は当たり前にありますが、意外なことに
江戸時代になるまでは普及していなかったようです。
木綿の着物を何十年と着古していくと、くたっとした風合いになるので
最初から厚めに織られていたようです。
初夏の日差しも暑くなり、コットンで心地よく過ごしてみたいですね。