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今日は高知県出身の小説家「安岡章太郎」の誕生日です。
安岡章太郎は高知県高知市で生まれた小説家で、芥川賞候補作に選ばれたことで文壇に注目されるようになりました。
1951年にガラスの靴が芥川賞候補作として選ばれ、その後1952年上半期には「宿題」が芥川賞候補作に、下半期には「愛玩」が候補作となります。その翌年の1953年の上半期には「悪い仲間」「陰気な愉しみ」で芥川賞を受賞します。
その後もいろいろな賞を受賞しつつも、芥川賞をはじめ大佛次郎賞や伊藤正文学賞などの選考委員も務め、学校国語の教科書にはサアカスの馬という著書が採用されています。
そんな今日の一冊はこちら「海辺の光景」(安岡 章太郎/著)です。
安岡章太郎の私小説で、母の死を描いたものだが、認知症を扱った文学作品としては比較的早い時期のものとされており、高知県が舞台となっている作品です。