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今日、10月8日は木の日です。「十」と「八」を組み合わせると「木」の字になる
ことから、日本木材青壮年団体連合会が1977(昭和52)年に提唱しました。
木の良さを見直す日になっています。
雲の上の図書館のある梼原町は森林が9割を占めており、林業も盛んです。
木の家は、香りもとっても良く、いるだけで森林浴をした気分になれますね。
町内の施設にはどれも木をたくさん使っていて、とっても居心地が良く癒されます。
日ごろの疲れを癒しに木とふれあってみませんか?
森の中で読書したくなったら、ぜひ雲の上の図書館にいらしてくださいね。
さて、今日の一冊は、『木に会う』(高田 宏/著)です。
著者の好きなものを選んで描いた三部作(猫・木・雪)の一つである。
著者が見て、歩いて、感じたことを表現した自然論といえるかもしれません。
樹齢七千年の縄文杉の下で一夜を過ごし、白山のブナ林を歩く。真冬の山里を訪ね、
銀座の並木に思いを馳せ、能面師、木工師と対話する作家のやさしさがにじみ出ています。