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1933年7月25日は、山形市で最高気温40.8℃が記録されました。
この記録は2007年8月16日に熊谷市と多治見市で40.9℃を観測される
まで最高記録でした。最近の猛暑は昔の暑さとは異なり、
身体にこたえますよね。皆さん、夏バテしてませんか?
今日の一冊は
『気候と人間の歴史1 猛暑と氷河』(E.ル=ロワ=ラデュリ∥〔著〕,稲垣文雄∥訳)
「気候」そのものを初めて歴史学の対象とした『気候の歴史』から37年。
「アナール」学派第三世代の第一人者が、氷河の規模の記録、年輪、
ブドウの収穫期・品質、小麦の作況等のデータを駆使して、
気候の変動が人間社会に与えた影響を緻密に追跡した内容となっています。