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今日は近代建築三大巨匠の一人、ル・コルビュジエ(Le Corbusier)が
生涯を終えた日です。
1965年、1887年スイス生まれのスイス育ち本名シャルル=エドゥアール
・ジャヌレは国籍を取得し活躍した国、フランス。その南フランスの海
で永遠の眠りにつきました。
近代建築の五原則(ピロティ、屋上庭園、自由な平面、自由なファサード、
水平連続窓)を打ち立てたコルビュジエ。今もなおその影響はいたるとこ
ろにみられ、私たちの生活に浸透しています。
名前や五原則なんて聞いてもピンとこないかもしれません。でも聞き覚えが
ありませんか”ピロティ”そう、あの学校などにあった一階に空間があり、二
階に建物がある、あれです。
今日の一冊は『もっと知りたいル・コルビュジエ』(林 美佐∥著)
コルビュジエの生きた軌跡と時代を経ながら創られた作品を紹介。
建築物だけなく、絵画や彫刻など様々な作品もとりあげられています。
ただ建築のみではなく、全ての芸術が繋がっているのも面白いところです。
建物は実際になかに入り、その空気などを感じることが大切だそう。この本
で興味がでたら、フランス、スイスを中心に現存する彼の建築物を体験して
みるのも面白いですね。日本で唯一味わえるのは「国立西洋美術館」です。
彼の日本人弟子三人の力を借りて建築され、現在は世界遺産の一つとなっ
ています。