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今日は、1938年（昭和13年）アメリカラジオで「宇宙戦争」（H・G・ウェルズ∥著）が放送され、本当の出来事と思い込んだ市民でパニックが起きたとされた日です。
近年、このパニック自体が嘘であったとの検証もなされています。
今日の一冊は
『メディアリテラシーを学ぶ：ポスト真実世界のディストピアを超えて
（大学生の学びをつくる）』（坂本 旬∥著）
メディアリテラシーとは何を指すのか、そしてそれとどう付き合っていくのかが基礎的知識とともに書かれています。現在、複雑化する社会に「簡潔な答えに安心感」を得ようとする人々につけこむ偽情報が蔓延しています。人間は時代が変わり媒体が変わっても、情報操作により集団コントロールが起こる状況は何も変わってないようです。誰もが情報発信を行える時代になりより事態は深刻になっているのかもしれません。
そんな時に、メディアリテラシーを知ることで避けられる悲劇があるのではないでしょうか。
