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今日は、動物学者”コンラート・ローレンツ”が生まれた日です。
1903年のオーストリア、ウィーンでの誕生です。
動物行動学という新たな学問を切り拓き、1973年ノーベル生理学医学賞を受賞しています。
今日の一冊は、『人イヌにあう』
(コンラート・ローレンツ∥著、小原 秀雄∥訳)早川書房
人類と早い段階で出会い、そばに居続けてくれるイヌ。その”イヌ”という動物が誕生する過程や人間との関りは勿論、自身のイヌとの生活を観察し、紐解きながらイヌとはなんぞ?が語られていきます。ローレンツの動物が人間になるのではなく、人間が動物目線になる面白さが感じられます。イヌだけではなく、ネコの考察もあり。イヌネコ好きの方も、そうでない方も、人類の傍らに居続ける、この愛らしい動物たちへの興味がでるに違いない一冊です。