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今日は「2007年の大彗星(The Great Comet of 2007)」とも呼ばれるマックノート彗星が大彗星になった日です
大彗星とは言うものの公式な定義はないのであくまでも主観などもあるが、天文学のコミュニティ以外で話題になったもののほとんどが大彗星と呼ばれるようになるため、明るさが0等級以上になり肉眼での発見が容易になったものは大彗星といってもいいという。
このマックノート彗星はなんと明るさが-6等級になり、白昼の太陽の横にあっても肉眼で確認が出来るほど明るくなった彗星として話題になりました。近日点通過後も南半球の夕方には肉眼で確認が出来るほど明るかったため過去40年で最も明るい彗星になり、大彗星と呼ばれるようになりました。
今日の一冊は「惑星・太陽の大発見」(田近英一/監修)を紹介します。
本書は太陽系惑星を中心に準惑星に分類されるものや彗星、太陽系外惑星にも目を向けつつ、さらに、各惑星の衛星なども紹介されています。過去太陽系惑星として名を連ねていて、いまは準惑星に分類されている冥王星や、彗星・太陽系外惑星の探査方法など、知識がなくとも面白く読める本ではないかと思います。