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涅槃会(ねはんえ)は、涅槃講や涅槃忌とも称し、

陰暦2月15日、釈迦の入滅(にゅうめつ)の日に、日本や中国などで勤修される、

釈迦の遺徳追慕と報恩のための法要である。

涅槃とは、ニルヴァーナの訳語であり、迷妄のなくなった心の境地を指す言葉であったが、

この場合には、釈迦が亡くなったという意味で用いられている。

今日の一冊は、『涅槃経』を読む』(高崎 直道/著)です。

『涅槃経』は、釈尊が、クシナーラーで入滅されるその日一日を舞台にした経典である。

沙羅双樹の中に横たわる釈尊が、参集した菩薩、衆生を相手に、最後の説法を行い、

「仏の永遠性」「衆生の仏性(ぶっしょう)」などの真理を様々な比喩を交えて語る。

著者は、NHKラジオ放送テキストを書籍化したもの。ラジオの聞き手に向けて、

『涅槃経』を分かりやすく紹介しながら、物語を通して語られる大乗仏教の中心となる思想を解読している.