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1952(昭和27)年のこの日、北海道阿寒湖のマリモが国の特別天然記念物に指定された。
同時に、富山湾のホタルイカ群遊海面、鹿児島県出水市のナベヅル、高知のオナガドリ等も国の特別天然記念物に指定された。
今日の一冊は、
『日本の特別天然記念物 トキ、カワウソ、マリモ…自然の宝75』(増井 光子/著)
天然記念物に指定された950件以上の中で特に貴重かつ重要とされる75件を収録しています。
阿寒湖のマリモは、神秘的な可愛さがありますね。
北日本の湖にマリモが生息しているらしいですが、阿寒湖のマリモは最大30cm程度と大きくなり、
ビロード状の球状形態や希少性から特別天然記念物に指定されました。
ちなみに、高知原産のオナガドリは大正12年3月7日 「土佐ノ長尾鶏」(チョウビケイ)の名称で、国指定の天然記念物となり、
特別天然記念物になりました。
世界で唯一残る球状マリモ、 美しい長い尾で鳴き声も愛されるオナガドリ、いつまでも守りたいですよね。