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4月29日は昭和の日です。
2006年までこの日は『みどりの日』でしたが、2007年に昭和天皇の誕生日であることから『昭和の日』と制定されました。
『激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす』日とされています。
今日の1冊は「懐かしの昭和ドライブイン」(越野弘之/著)です。
ドライブイン、と聞いても平成生まれの方はピンとこないかもしれませんが、昭和の時代にはトイレや食堂、売店といった機能を備えたドライブインが国道沿いに多く営業していました。
日本のドライブインは、昭和39年東京オリンピックの頃に登場したとされており、物流の主流が鉄道からトラックに変わったことや、マイカーブームの到来で、急速に発展していきました。
しかし、高速道路の開通やコンビニエンスストアの増加などにより、現在ではその数が少なくなっています。
そんな昭和の雰囲気漂う全国のドライブインを筆者自らが取材したこの本は、ドライブインの歴史なども書かれており、読むだけでもノスタルジックな気分になれます。
この本を片手にドライブイン目指して車を走らせてみてはいかがでしょうか。