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日本洋傘振興協議会(JUPA)が1989年に制定。
この日が雑節の一つ「入梅」になることが多いことからこの日に制定
されました。
四国地方は例年より早い梅雨入りを迎えています。
梅雨というと、少し憂鬱になったりもしますが、ぼんやりと雨音に耳を傾
けたり、晴れの日とはまた違った楽しみ方があるかもしれません。
今日の1冊は「マン・レイ」(/著)
傘は傘でも蝙蝠傘、そんな蝙蝠傘が使われた作品があります。
「解剖台の上でミシンとこうもり傘が偶然出会ったように美しい」
???じゃないですか。元々はロートレアモン(Lautréamont)の詩の一節
からきています。その詩をモチーフにマン・レイという画家で彫刻家で写真
家が撮った写真(作品)が上のタイトル。
とっても不思議な写真なんです。この不思議な写真をどう見るのも自由。正解
か不正解かはありません。そんなマン・レイが撮った写真集がこの1冊。不思
議な作品をぼんやり眺めながら梅雨をすごすのもまた一興。
残念ながら、ご紹介した作品はこの本にないのですが、↓のサイトに掲載されて
います。文化庁が文化遺産を紹介するサイト”文化遺産オンライン”。
図書館にない資料でも、他の方法で見たり、読んだり、調べたりできます。
お気軽にお尋ねください。