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今日、5月17日は世界電気通信および情報社会の日です。
「World Telecommunication and Information Society Day」
元は、国際電気通信連合(ITU)が1973年に
「世界電気通信の日(World Telecommunication Day)」として制定した。
これは、1865年のこの日にITUの前身である万国電信連合が発足したことを記念したものである。
2005年11月の国連総会の会期中に開かれた世界情報通信サミットにおいて
世界電気通信の日と同じ5月17日を「世界情報社会の日(World Information Society Day)」と
することが決議され、国連総会で採択された。翌2006年のITU全権大使会議において、
2つの国際デーをあわせて「世界電気通信および情報社会の日」とすることが決議された。
世界情報社会サミットの基本宣言等では、全世界的な情報社会の発展をうたうとともに、
デジタル・ディバイドの解消を中心としたICT後発国の底上げが最重要テーマとして位置付けられています。
今日の一冊は、
『IT全史 情報技術の250年を読む』(中野 明/著)
産業革命のあと、フランスで腕木通信と呼ばれる技術が誕生したのが1794年。
そして、レイ・カーツワイルが主張する「シンギュラリティ」が2045年とされている。
この間250年を描く1冊。腕木通信とは初耳でした。現代社会において当然のように触れている
情報社会の発達は人間の意識拡大と成長の道程そのものなのだと改めて思います。
情報技術の過去を振り返り、現在を検証し、将来を構想する一冊です。