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12月9日は絵本作家ジャン・ド・ブリュノフの誕生日です。
代表作である「ぞうのババール」シリーズですが、もともとはジャンの妻セシルが子どもたちに作って聞かせたお話を、ジャンが出版したものでした。
ジャンは若くして結核で亡くなってしまいましたが、その後を息子のローランが引き継ぐ形で「ぞうのババール」シリーズは続いており、今も世界中で読まれ続けています。
今日の1冊は「おうさまババール」(ジャン・ド・ブリュノフ/作、やがわすみこ/訳)です。
うつくしい湖のほとりに新しいゾウの国を作ることになった王さまババール。
仲間のゾウたちと協力して街をつくっていきます。
そして街が完成したことを記念して、盛大な式典が開かれるのですが・・・
楽しそうに暮らすゾウたちの様子が、読んでいて楽しい1冊です。