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1月31日は作家大江健三郎氏の誕生日です。
おめでとうございます!
大江先生は1935年、現在の愛媛県内子町で生まれました。
東京大学文学部在学中の1958年に短編小説「飼育」で当時史上最年少の23歳で芥川賞を受賞し、以降、さまざまな文学賞を受賞しています。
また、1994年には、日本文学史上2人目のノーベル文学賞を受賞しました。
今日の1冊は「芥川賞 ぜんぶ読む」(菊池良/著)です。
大江氏も受賞した芥川賞は年2回選考が行われる新人文学賞で、1935年に行われた第1回の選考では、石川達三氏の「蒼氓(そうぼう)」が受賞しました。
この本は、1935年の第1回から2018年の第160回まで、受賞作180作品をタイトルどおり1年かけて全部読んだ筆者による受賞作の紹介本です。
受賞作を読もうと思いつつ機会を逃している方や、興味はあるけどなかなか手が出せない、そんなあなたの本選びの参考になる1冊です。