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1977年のこの日、日本初の静止気象衛星「ひまわり1号」がアメリカのケネディ
宇宙センターから打ち上げられたことから制定されました。
なぜ静止気象衛星が「ひまわり」という愛称になったかというと、1975年、宇宙
開発事業団(現宇宙航空研究開発機構:JAXA)によって、宇宙開発事業団初の人工
衛星が打ち上げられました。 このとき、「宇宙に花開け」という願いを込めて、
愛称として、花の名前である「きく」と名付けられました。
その2年後の1977年、静止気象衛星「ひまわり(初号機)」が打ち上げられま
した。 このときも、衛星に付ける名前は花の名前がいいということになり、赤道
上空36,000kmの高さからいつも(24時間)地球を見つめていることと、天気に関
係する衛星であること、この2点から太陽をイメージさせる花の名前がよいという
ことになり、太陽をイメージさせる花として「ひまわり」がもっともふさわしいと
いう理由から「ひまわり」と名付けられました。
今日の1冊は『衛星画像で読み解く 噴火しそうな日本の火山』(福田重雄著)です。
日本にあるすべての火山をNASAの資源探査衛星ランドサットによる画像で読み解き
ます。監視対象となっている活火山から監視対象外の火山まで、鮮明なカラー画像か
ら火山の活動状況がよくわかる1冊となっています。