[BookShelf Image]:769
今から5年前の、2016年4月14日 21時26分以降に熊本県と大分県で相次いで地震が発生しました。
震度7が2回、震度6強が2回、震度6弱が3回観測されました。最大震度が5弱以上の地震は、合計27回発生しました。
そして熊本県益城町で観測された揺れの大きさは計測震度6.7であり、東北地方太平洋沖地震の時に宮城県栗原市で観測された揺れ(計測震度6.6)を上回り国内観測史上最大となりました。
今日の一冊は『子どものための防災 72時間生きぬくための101の方法』(夏緑/著)です。
災害が起きて助けが来るまで、長くても3日間(72時間)と言われています。
この本には72時間生き抜くための科学、危険予知、乗り越える方法等が紹介されています。
特に、災害発生から最初の10秒、次の1分、その次の1時間、1日と、それぞれの時間で命を守るために優先して行うべきことがあります。
災害が起こった時に、自分の命を守られるよう、そして子どもたちが自分で考え判断し逃げのびられるよう、本の中にも紹介の工夫がされています。また、優しい表現でかかれているため、多くの人にとって理解しやすい内容です。
先人の教えや、教訓をもとにしながら、防災の備えをしていきたいですね。