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5月31日は世界禁煙デーです。
受動喫煙による吸わない人への健康被害は最近になって
社会的な問題提起がなされるようになり、昭和の時代と比べると
禁煙者のほうが多数派になりました。たばこは苦手なのですが、
社会的な動きは歓迎ですが、たばこの効用も魅力も実はある
ようで。。。
今日御紹介するのは、
『タバコ天国 素晴らしき不健康ライフ』(矢崎 泰久/著)
煙のように軽くて、手にとって楽しい、タバコが主役の名随筆、誕生!
和田誠も、勝新も、伊丹十三も、健さんも、チェ・ゲバラも……
自由を大事にする人たちは、みんな煙草を愛していた。
あの伝説のカルチャー誌『話の特集』を生み出した著者(喫煙歴70余年)が、
愛すべきスモーカー仲間との思い出(全て実話!)を振り返りながら、
煙草の魅力・効用・愛について、時にユーモラスに、時に怒りを抑えつつ、軽妙なタッチで綴った洒脱なよみもの。
主な登場人物だけ見てもそうそうたる顔ぶれがずらり。
菊池寛/直木三十五/芥川龍之介/吉川英治/吉行淳之介/市川崑/土門拳/川端康成/三島由紀夫などなど。