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今日、6月5日は「落語の日」。「らく(ろく=6)ご(5)」と読む語呂合わせ
で、落語家の春風亭正朝が制定したとされています。東京の紀伊国屋ホールで
「落語の日」制定イベントも行われたが、この企画が反対となり、なくなってし
まいました。
今日の一冊は、「じゅげむ」(川端 誠/作)
「寿限無」といえば、子どものころに覚えた方がいるのではないでしょうか?
「じゅげむじゅげむ、ごこうのすりきれ、かいじゃりすいぎょ・・・」
あの長い文は息をつくタイミングがよくわからず、苦しかった記憶があります。
そんな「じゅげむ」のお話は、生まれた子どもに名前を考えるため、お寺の和尚
さんに相談に行ったお父さん。とにかくめでたい名前をつけてほしいと、和尚さ
んに長生きで縁起のよい名前をいくつも教えてもらい、その中から選ぶことに。
選べきれないお父さんは和尚さんに教えてもらった名前全部を子どもの名前にす
ることに!そこから大変!ご近所ではお祝いに行くために名前が覚える練習会が
開かれる始末!親が子を思う気持ちが伝わりますが、それにしても長い!覚える
のに一苦労!落語ならではのおもしろおかしな話となっています!