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今日は秋分の日です。
秋分の日は、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日で、天文学に基づき毎年祝日が決定さ
れています。毎年日付が変動するという祝日の形は、世界的にみると実は珍しいんだ
そうです。
秋分の日と言えばお彼岸。
秋のお彼岸は、秋分の日をはさんだ前後3日を合わせた7日間のことを指します。
ちょうど真ん中にある秋分の日は、「彼岸の中日（ちゅうにち）」とも呼ばれます。
仏教の世界では、ご先祖様がいる悟りの世界を「彼岸」、私たちが生きている世界を
「此岸（しがん）」というそうです。そして、昼と夜の長さがほぼ等しくなる秋分の
日は、この二つの世界の距離が最も近くなると考えられています。
だからお彼岸に日にはお墓参りをしたりお仏壇に手を合わせたり、ご先祖様への特別
感謝の気持ちを表すんですね。
彼岸の中日である秋分の日には邪気払いの言われがあるおはぎを食べる風習があるの
はご存じでしょうか。
というわけで今日は、
『おばあちゃんのおはぎ』（野村 たかあき／作・絵）を紹介します。
本書は、お彼岸の意義を伝える心温まる絵本。巻末にはおいしいおはぎのレシピもつ
いています。
