‶ゆすはらアーカイブ”ここは梼原の自然・歴史・文化を収集し、伝えるコーナーです。
雲の上の図書館では現在、梼原の文化や魅力を次世代に残すため、町の資料
のデジタルアーカイブ化を行っています。このコーナーでは、現在も更新作業中
のゆすはらアーカイブの中から写真をピックアップして紹介を行います。
第3回で紹介するのは「化粧坂トンネル」です。「けわいざか」「けしょうざか」
どちらの呼び方もある場所を通るトンネルで、高知県の津野町側から梼原町に来る
際は、太郎川にあるこのトンネルを通って中心街へとアクセスすることになります。
昭和51年に撮られた写真は化粧坂トンネルの着工から開通までの間の様子で、
開通してから現在まで、移動には欠かすことの出来ない道となっています。
ちなみに、このトンネルの上を通る旧道には六志士のお墓があるほか、昔ながらの
茶堂も存在しており、古くから交通には欠かせない場所だったことが伺えます。
『街道をゆく』で梼原を訪れた司馬遼太郎も、高知側から太郎川を通って梼原町に
来ています。
愛媛県側から来られた方でも、このトンネルを超えた太郎川にも見どころはたくさん
ありますので、是非通ってみてください。
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