雲の妖精・くもっぴーが、二十四節気にのせておすすめの本をご紹介するヒョン♪
二十四節気において、「冬の最後を締めくくる約半月」が大寒。
一年でもっとも寒い時期で、各地で最低気温を記録するのもこのころ。
まだまだ寒いながらも、冬の極みは過ぎ去り、春への準備が進む季節だヒョン。
今回は、心も体もじんわりと温まる作品をご紹介するヒョン♪
『おひさまパン』作・絵/エリサ・クレヴェン
あたたかい日差しが恋しいこの季節。だけどおひさまがかくれてしまった町。
寒くて暗くて、色もなくなってしまった。「それなら私がおひさまパンを焼き
ましょう」とパンやさんが金色に輝くパンを焼くと・・・。
温かな絵と美しい日本語が溢れ、江國香織さんの訳がとても素敵な作品だヒョン。
『みそしるをつくる』文・高山なおみ
みそしるって、おいしいね!心もからだも、ほっとする!おだしが体にしみわた
る~!食べると不思議と元気になる!
子ども達が、自分ひとりでもできるようにと作られた絵本だヒョン。
『ツバキ文具店』著・小川 糸
鎌倉で代書屋を営む鳩子の元に、今日も風変りな依頼が舞い込む。ラブレター、
絶縁状、天国からの手紙…。依頼者の心に寄り添ううち、鳩子は仲違いしたまま
逝ってしまった祖母への想いに気づいていく。
やさしい言葉に溢れていて、こころが温かくなるヒョン。
『しみじみシビレる!ひなびた温泉パラダイス』著・ひなびた温泉研究所
ひなびた温泉とはズバリ、このせわしない現代の時間の外にある温泉である。
ひなびた温泉の多様性や奥深さ、味わいどころがきっと分かるヒョン。
身も心も温泉でひなびてね。
『ヘンな西洋絵画』著:山田 五郎
可愛くない動物たちや、どう見てもおかしな動物。偉大な西洋画家たちが描いた
“へんな絵”で、思わず笑ってみること間違いなし。
美術評論家・山田五郎氏が、絵につっこみを入れながら、どうして「へん」なの
かを真面目に解説をしてくれるヒョン。
『愛されすぎたぬいぐるみたち』写真・文/マーク・ニクソン
何も見返りをもとめず、一緒にいてくれるぬいぐるみ。辛いことも悲しいことも、
楽しいことも、全部知ってるのは大好きなぬいぐるみだけ。
持ち主とぬいぐるみのエピソードには、心がぐっとなるヒョン。