雲の妖精・くもっぴーが、二十四節気にのせておすすめの本をご紹介する
ヒョン♪
冷たい空気に、散らつく雪がきれいだヒョン♬
今日から【小雪(しょうせつ)】いよいよ寒さがせまって雪もちらつきはじめる
時季がやってきたぞ。雲の上の図書館がある、ゆすはら町もさっそく雪が舞った
んだヒョウ♪
この冷たい空気のなか、かんきつ類がたくさん採れるようになるんだ。特に高知
では「ゆず」がたっくさん実るぞ。
昔は「くだもの」が今でいう「お菓子」のなかでも特別おいしいお菓子だったん
だって。
あま~いものが口のなかにあると、ほんのり気持ちがあたたかくなるよな。今回は
お菓子がテーマの本をご紹介だヒョウ♪
『ききりんご紀行』(谷村 志穂∥著)
紅玉、ふじ。りんごの銘柄をいくつ知ってるヒョウ?
当代きっての恋愛小説家であり北海道農学部卒の作家による、りんごエッセイ。
りんごの銘柄約30種類を食べ比べ。素敵な名前のりんごたち、合間にはレシピも
掲載されてるヒョウ
『お菓子の歴史』(マグロンヌ・トゥーサン=サマ∥著、吉田 春美∥訳)
甘いたべもの。それは何時あらわれた?フランスの食物史家が、人類学、社会学
など様々な視点から読み解いていくぞ。
古代から現代まで、数千年のお菓子の歴史年表を眺めているだけでも、お菓子へ
の想像が膨らむヒョ
『純喫茶とあまいもの』(難波 里奈∥著)
甘いものを食べるときには、どんな場所なのかも大切。昭和の面影を残した30の名店
がうるわしい甘いものと一緒に紹介された本だヒョウ。高知も実は喫茶天国なんだ。
この本を読んだあとは、純喫茶めぐりも楽しいヒョ
『素晴らしきお菓子缶の世界』(中田 ぷう∥著)
空間もそうだけど、お菓子が詰められている箱や缶も気持ちを高めてくれるヒョウ
どんな美味しく素敵な甘いものがこの中にははいっているのか。想像も美味しさの
スパイスに。祖父に買ってもらった一つのお菓子缶をきっかけにコレクトしてきた
著者による、古今東西、目を見張るお菓子缶の世界が広がるヒョウ
(グリム∥〔原作〕、小森 香折∥文、吉田 尚令∥絵、西本 鶏介∥監修)
”おかしの家”といえば、グリム童話のこの話。おかしでできた家なんて夢みたい
だな。
この話はもちろん、それだけではなく、兄妹の冒険。魔女とのたたかい。色んな要
素が物語の面白さを盛り上げて、ドキドキワクワクヒョウ!お話の最後は、児童文
学者による解説もあって、合わせて読むとなお楽しめるんだヒョウヒョウ