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現代の世界を構築しているといっても過言ではないコンピューター。当初は大規模施設に設置されている巨大なものしか存在しませんでしたが、それが各家庭に浸透し”パーソナルコンピューター”と言われ始めた1979(昭和54)年のこの日、日本電気(NEC)がPC-8000シリーズを発売し、パソコンブームの火附け役となりました。
販売価格は168,000円。海外製品がほとんどであった当時、画期的で完成度の高い国産パソコンということでもてはやされました。
CPUの処理速度は4メガヘルツ(近年の標準的なパソコンは2.2ギガヘルツ)、同時処理領域であるメモリーは32キロバイト(近年の標準は8ギガバイト)と、当時のハイスペックは現代では単位すら違うものになってしまいました。
しかし当時のクリエイター達はこういったパソコンを駆使し、現代にも多大な影響を及ぼす様々なコンテンツが生み出されたのです。
ぜひ皆さんも、改めてご自分のパソコンのスペックを確認してみましょう。