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石油・石炭・天然ガスなど、化石燃料を燃やして得るエネルギーは、使いすぎるといつかなくなってしまう限りある資源です。
一方、再生可能エネルギーとは使ってもなくならない自然エネルギーのことです。
町面積の91%を森林が占める梼原町は、森・水・風・光などの自然にめぐまれているため、再生可能エネルギーを利用し、自然と共生する循環型社会を目指しています。例えば、次のような取り組みをしています。
『風力発電』による売電益の活用。
間伐材や端材などから木質ペレットを生産し、ペレットストーブ等の燃料に活用する『木質バイオマス』地域循環利用。
梼原川にあるわずか6mの落差を利用した『小水力発電』
そして町産材、新エネルギー、自然エネルギーを利活用した建築物。
その一部ではありますが、梼原町総合庁舎・雲の上のプール・御幸橋・梼原橋・雲の上のギャラリー、そして雲の上の図書館などがあげられます。
梼原町は2009年に、政府から環境モデル都市に選定され、生き物にもやさしい環境への取り組みをすすめています。
具体的な目標の1つとしては、2050年に地域資源利用によるエネルギー自給率100%超を目指しています。
今日はリサイクルの日ということですが、梼原町はゴミの分別方法が今年の10月1日から一部変更しました。
ゴミの減量やリサイクルにさらに力を入れ、環境問題に取り組んでいます。
今日の1冊は『ごみはどこへ行くのか?収集・処理から資源化・リサイクルまで』(熊本一規監修)です。
楽しい調べ学習シリーズの中の一冊です。
循環型社会を目指した、資源の再利用について学ぶことができます。
自然と共生するために、私たちにできることから、まず1つ初めていきたいですね。