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今日は立冬です。
立冬とは、その字からも想像できるように、いよいよこれから冬が始まるよ、
という日です。
立冬を迎えたら、こたつを出したり、ホウレンソウや白菜など旬の食べ物を
食事に取り入れつつ、じわじわと冬支度が始まります。
そして、立冬の日付は毎年変動しますが、だいたい11月の6～8日に訪れるこ
とが多いことから、本日は鍋の日とされています。冬に向かい鍋物がより美味
しくなることをアピールし、家族で鍋を囲んで団らんを楽しんでもらおうとの
願いを込めて、愛媛県の鍋つゆを沢山作っている食品メーカー（ヤマキ株式会
社）が制定したそうです。
今日ご紹介する一冊は、
『ぐつぐつ、お鍋』（阿川 佐和子 他／著）
です。
本書は「鍋」について、古今の作家が筆をふるう随筆アンソロジーです。
ひとりで、ふたりで、家族と、友達と。鍋にまつわるあれこれが３７篇収録
されています。ひとつひとつのエピソードがとてもコンパクトにまとめられ
ていて、普段あまり本を読む習慣がない方でもとっても読みやすい本です。
これからの季節にピッタリな一冊、是非手に取ってみてください。
