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1月9日は報恩講の日です。報恩講とは、浄土真宗の開祖である親鸞が入滅
した日に行われる法要であり、浄土真宗においてはとても重要な日となります。
浄土真宗の開祖である親鸞の業績を称え、感謝をする法要である報恩講は
浄土真宗のすべての宗派で執り行われる重要なものですが、開催される期間は
宗派により異なることがあり、旧暦の日付で開催される場合の報恩講は11月下旬
に行われます。
1月9日に報恩講を行う主な宗派は浄土真宗本願寺派であり、浄土真宗における
最大派閥となっています。
今日紹介する一冊は『私訳歎異抄』(五木寛之/著)です。
浄土真宗におけるベストセラーともいわれる歎異抄を小説家の五木寛之さんが
物語調に翻訳したもので、読みやすい作品になっています。