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今日は「近代日本医学の父」として知られる細菌学者、北里柴三郎の誕生日です。
北里柴三郎は、財務省が発表した令和6年度より発行される新千円札の肖像画モデル
に選ばれていますので、名前を知っているかたもいらっしゃると思います。しかし、
「何をした人か?」と聞かれると、即答できる人は多くないのではないでしょうか。
北里柴三郎は明治23年に血清療法を開発、さらに明治27年にペスト菌を発見しま
した。このことを聞くだけでも北里柴三郎の偉業が人類に残した功績の大きさが計
り知れると思います。
さて今日紹介する一冊はこちらです。
『お札に描かれる偉人たち』(楠木 誠一郎/著)
本書は新紙幣に描かれる3名についてを、分かりやすい文章で一冊に詰め込んだ
児童書です。
この本を読めば北里柴三郎という人物についてさらに深く知ることが出来るだけ
でなく、一万円札の渋沢栄一、5千円札の津田梅子、新紙幣に描かれる他2名の偉大
な足跡までをもまとめて知ることが出来ます。
日本の歴史を勉強中の児童はもちろん、これら人物の知識を身に付けたい大人に
もおススメの一冊です。