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本日3月19日は未完の世界遺産「サグラダ・ファミリア」の建設が始まった日
です。
スペイン第2の都市バルセロナのシンボルともいえるサグラダ・ファミリア
は、天才建築家アントニ・ガウディが1883年より生涯をかけて取り組み、着工
されてから130年以上たつ今もなお建築が続いています。
「サグラダ・ファミリア」の全貌は設計者であるガウディの頭の中にしかな
かったと言われており、1926年にガウディが交通事故で亡くなってからは、彼
の弟子たちがたった1枚のスケッチを頼りに製作を引き継いだそうです。建設は
難航し、いっときは完成までに300年を要するとも言われていました。
現在はIT技術も駆使し、手探りの建築方針が改善されたそう。
大幅な工期の短縮が話題になっています。
完成したサグラダ・ファミリアを見られるのは、途方もなく先の話ではなさそ
うです。
しかしながら、「未完」であるという状態も、サグラダ・ファミリアが持つ神秘
的な魅力のひとつであると感じてしまうのはわたしだけでしょうか。
今日は、そんな無数にあるサグラダ・ファミリアの魅力を写真で楽しめる一冊を
ご紹介します。
集英社
『ガウディの宇宙① サグラダファミリア』(細江 英公/著)