[BookShelf Image]:1144
今日は、イギリスの小説家ヴァージニア・ウルフ(Virginia Woolf)が
亡くなった日です。
今なお世代を越えて読み継がれ、たびたび映画化もなされる作品たちを
残したヴァージニア・ウルフ。ですが、その生涯の節々には酷い神経衰
弱に見舞われ、亡くなった原因も入水自殺でした。
今日の一冊は「ケアの倫理とエンパワメント」(小川 公代/著)
数々の文学作品を通して、文学研究者の視点から「ケアの倫理」とは何
かを考えたもの。オスカー・ワイルドに三島由紀夫、勿論、ヴァージニ
ア・ウルフの作品も、その考察の一つとして取り上げられています。ケア
する側、される側、そしてお互いの関係、一体、これらの作品群からどの
様なものが浮かび上がってくるのでしょうか。