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3月27日は茶人、千利休の亡くなった日である利休忌となっています。
戦国時代と安土桃山時代を生きた茶人で、現代の茶道の礎を築きました。
利休の遺した茶道に関する業績は数多く、茶室に自在に光をとり入れる
窓の設置方法は、茶室づくりにとどまらず日本の現代建築に大きな影響を
与えました。
豊臣秀吉に重用され、政治的な影響力も有していた利休ですが、最期には
豊臣秀吉の怒りを買い、切腹を命じられ人生を終えてしまいます。利休に
切腹を命じるほどまでに豊臣秀吉が怒った理由に関しては様々な説が存在し
ていますが、未だに明確な理由は判明していないそうです。
今日紹介する一冊は『茶室を感じる』(中村義明、前田圭介/著)です。
茶室に施された様々な工夫が見て取れる一冊となっています。