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今日はよい風呂の日です。
理由は4(よい)月26(ふろ)の日という語呂合わせによるものです。
お風呂に関する記念日は今日以外にも、
毎月26日 風呂の日
6月26日 露天風呂の日
11月26日 いい風呂の日
などなどたくさん制定されています。
日本人にとって、お風呂の存在がいかに大きいかということが感じられますね。
海外ではお風呂は起床後や出かける前にシャワーをしたり、「汚れを落とす」ことが
大きな目的ですが、私たち日本人にとって入浴はそれにとどまりません。温かいお湯
につかることで血行を促進し、一日の疲れを癒したり、露天風呂で贅沢な気分を味わっ
たり。ひと昔まえ、家族で行く銭湯は、親子のコミュニケーションの場としても機能
していたそうです。
さて、近頃あまり見かけなくなった銭湯。
公衆浴場という文化は衰退の傾向にあるものの、他に変えられない魅力があるようで、
根強い銭湯ファンも存在します。そんなファンたちによる銭湯の魅力についての本は、
当館にもいくつも蔵書されており、読んでいると銭湯への興味が沸きあがります。
今日はそんな蔵書の中より、こちらの一冊をご紹介。
『銭湯図解』(塩谷 歩波/著)
中央公論新社
本書の著者は、現在はイラストレータ兼とある銭湯の番台。
前職で疲弊していた著者は、銭湯に通い、その魅力で心身共に救われ、それからのめり
込んだんだとか。そんな著者が見ごたえある図解を用いて、銭湯の楽しみ方、魅力をめ
いっぱい教えてくれます。