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4月19日は食育の日です。毎月19日が国の定めた食育の日なのですが、4月は
4,1,9の語呂合わせで食育となることから、ミキプルーンなどを販売する三基
商事も食育の日に設定しているそうです。
食育とは、食事の栄養バランスに関する知識にとどまらず、食事が出来る
までの過程から食事を摂る際の環境に至るまで、食を通じて得られるあらゆる
出来事を学ぶ教育です。日本における食育の意識は高く、2000年初頭に当時の
首相、小泉純一郎氏が施政方針演説で食育に言及しており、国単位で食育の
推進を行っています。
食育は、近年重視され始めているSDGsにも密接に関わっており、SDGsの
12番目の目標「つくる責任、つかう責任」ではフードロス削減が設定されています。
今日紹介する一冊は『エディブル・スクールヤード』(アリス・ウォータース/著)です。
エディブル・スクールヤードは、主にアメリカで行われている食の教育を行う
学校であり、実践を通じて学ぶことを主とした食育を行っています。
食育を通じて得られるものは身体的な健康だけには留まらないものですので、
この食育の日を機会に、栄養バランスについて少し考えてみたり、手軽な家庭
菜園に挑戦してみるなど、出来る範囲での実践を是非してみてください。