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今日は、ストックホルムで開かれた国連人間環境会議の最終日に
「人間環境宣言(ストックホルム宣言)」が採択された日です。
環境の保全と向上をうたったこの宣言は、環境の改善、自然との調和
がより良い未来へ進むために不可欠とされ、今のSDGsにも繋がる考
え方と読み取れました。6月は今日の日もあり「環境月間」となって
います。環境を大事にとはいうものの、一体なにをすれば?地球にや
さしくとは?あまりにも壮大すぎますよね。そんな時には、今日の一冊を
どうぞ。
「丁寧な暮らしをする餓鬼」(塵芥 居士∥著)
江戸時代はあるものをフル活用して生活していた。そう、つまり、
循環型社会だったと今、言われています。
江戸の絵草子風に絵描かれたこの本の主人公は、餓鬼のガッキー。お
茶を飲んだら、そのお茶殻でお掃除したり、庭いじりしたり…
飢えているはずの餓鬼が周りにあるものを大切にしながら、楽しく生活
しているその様子。これって自分にも地球にも優しい究極のエコなので
は!?と考えられるかもしれません。