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今日は、江戸時代の中期~後期に活躍した読み本作者であり、歌人、
国学者でもある、上田秋成が生まれた日です。
読み本とは、今でいう小説にあたるもの。中国小説の影響を受けて誕生
したそうです。そんな江戸近世を代表する小説家が、井原西鶴、曲亭馬琴
そして、本日生をうけた上田秋成(うえだ あきなり)。
そんな今日の一冊は「水木しげるの雨月物語」(水木しげる/著)
上田秋成といえば怪奇小説「雨月物語」。後世の文豪たちにも影響を与え、
日本小説史上初の短連として完成された一作です。
その作品を、妖怪の神さまといえる水木しげるが描いたもの。
文章と相まって唯一無二な世界観が広がっています。水木御大のあとがきも
必読の一冊。雨の夜長にどうぞ。