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熱狂的な狂おしい音色をソプラノおよびテナーサックスから絞り出すリーヴマンの演奏は、フリージャズを代表するスタイルとして今も引き合いに出されます。
今日は偉大なジャズ・ジャイアント(功績を称えられる音楽家)、デイヴ・リーブマンの誕生日です。
1946年にニューヨーク、ブルックリンで生まれた彼は、12歳でテナーサックスのレッスンを受け始めました。
ある時ジョン・コルトレーンの演奏を聴いて感銘を受け、本格的なジャズ演奏に取り掛かります。
若い頃は公民権運動(平等な社会を勝ち取るための市民運動)の嵐が吹き荒れる米国でフリージャズの旗手として活躍し、1970年代に入ってはマイルス・デイビスに抜擢され、経験を得ます。
その後は独立し自身の音楽を確立すべく活躍を続け、数々の音楽賞の受賞やノミネート、芸術振興に関わりました。
75歳となる2022年現在も、マンハッタン音楽大学の常駐アーティストとしてジャズの探求に邁進しています。