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1916年(大正5年)に創立された明治製菓は、後に同社の看板商品となる「明治ミルクチョコレート」を1926年(大正15年)の今日、発売しました。
当時は西洋菓子がまだ高級商品として珍重される時代でしたが、ライバル企業の森永製菓が一足早く1918年(大正7年)に「森永ミルクチョコレート」を発売していたこともあり、同社もそれに倣う形で次々と新製品を投入していきます。
ミルクチョコレートという製品では森永製菓に先を越されましたが、その分明治製菓は1957年(昭和32年)に従来のミルクチョコレートより厚めの「明治ミルクチョコレートデラックス」、1967年(昭和42年)に「明治チョコレート・ハイミルク」など、工夫を凝らしたバリエーション商品を発表し続けます。
2022年現在、9つのバリエーションを誇る明治製菓のチョコレート。商品開発の苦労が伺えますね。