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今日はスターリングシルバーの日です。
全製品を専門に扱う会社がスターリングシルバーの魅力についてより多くの人に知って
もらいたいと制定しました。
アクセサリーなどに使う金属は、他の金属を混ぜた合金を使用されることがよくあり
ます。アクセサリーの定番であるシルバーも例外ではなく、一般的なシルバーアクセサ
リーはほとんどが合金です。
純銀を使わないその理由は、純度の高いシルバーは意外にも柔らかいため、傷がつき
やすく、変形や変色もしやすいため。
他の金属を混ぜることで硬度を上げ、アクセサリーとしての実用性を高めているのです。
他の金属を混ぜる際、銀の保有率によってそれぞれ銀素材としての呼ばれ方が変わっ
てきます。
本日のテーマである「スターリングシルバー」は、純銀92.5%に銅を7.5%混ぜたもの。
適度な硬さがあり加工がしやすく、シルバーの色の美しさも損なわれないため、沢山の
ブランドで使われています。
素材について、「SV925」と表記されていれば、それはこのスターリングシルバー
を素材として使用していることを意味しています。
そして、本日がスターリングシルバーの日とされた由来は、スターリングシルバーが
もつ銀の保有率、92.5%にある、ということなのです。
同じ銀でも合金の混ぜ方ひとつで特性が変わるとは、金属とはとても奥深い素材ですね。
今日はグラフィック社の
『金属×デザイン』(ヴィクショナリー/編)
をご紹介します。
金属ならではの特性を用いたアートの世界。
地球の産物である鉱物に、人々はどのような「美」を見出すのでしょう。
美しい金属の世界に、うっとりできる一冊です。