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今日は世界動物の日、「World Animal Day」です。

 動物の愛護、保護を目的に定められた世界的な記念日で、1931年に国際動物保護会議

で制定されました。

 毎年World Animal Dayでは、世界の各地で動物保護に対する意識を高めるための関連

イベントが数多く行われています。

 動物の愛護、保護とひとことで言っても、その問題には様々なものがあり要因も様々。

現在世界や日本で問題としてよく取り上げられるものには、

・野生生物の激減

・動物実験

・犬猫の殺処分

などがあります。

動物の愛護、保護は「動物の命を守る」という直接的な問題だけでなく、環境問題や都

市開発など、人間社会を取り巻く様々な要因が密接に絡み合っています。

したがって、問題を改善するためには多方面からのアプローチが必要になりそうです。

 

 

動物たちはわたしたちと同じように地球に住む、いわば人間の隣人。

これまでわたしたち人間は、隣人たちにずいぶんと身勝手な迷惑をかけてきたように思

います。これから先の人間は、彼らにとってどのようなご近所さんになれるでしょう。 

 

ひとりひとりがこの問題に向き合い、自分の考えを深め続けていけたらいいですね。

 

今日は合同出版の、『命の境界線』(今西 乃子/著)をご紹介します。

 

重みのあるタイトルですが、子供向けに書かれた児童書で、とても読みやすい本です。

しかしながらその内容は、駆除の対象になる野生動物と、保護の対象にある野生動物、

その境界線はどこにあるのか、というとても深いテーマです。

「World Animal Day」に、是非手に取ってほしい一冊です。

 

2024年 (令和6年)
4月29日(月)
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時間:9:00~20:00
休館:火曜日(毎週)、金曜日(最終週のみ)