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全国社会福祉協議会が、日常生活での助け合い・各地域でのボランティア活動を積極的によびかける目的で制定しました。

今日の一冊は『まちをひらく技術』(岡村祐・野原卓・田中暁子著)です。

昔の日本での生活は、ご近所づきあいも濃密で、開かれた地域の中で暮らしていたと聞きます。

少子高齢化や、家族のコミュニティの変化、働き盛りの生活スタイルの変化により、“ご近所づきあい”1つにしても変化しています。

そのような現代社会において、まちをひらいていく国内外22の事例が紹介されています。

例えば、地域の魅力や価値を『発信』

新たな物的環境を資源とした地域の『価値の創出』

 『イベントの工夫』など興味深い内容が多くあります。

 

そこには、ボランティアをはじめとした多種多様な市民の助け合いや努力、行政など他機関の連携が重要だと考えらされました。

その核となっていく『オープンシティ・プログラム』の図が書かれているページに、自分の住んでいる町の現状をあてはめると、

どこにフォーカスを当て、どのような手法でまちを開いていくことできるだろうか。

何か面白いことが、私にもできるのではないかと期待が生まれる一冊です。

 

 

 

 

 

 

2024年 (令和6年)
5月13日(月)
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時間:9:00~20:00
休館:火曜日(毎週)、金曜日(最終週のみ)