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11月6日はベルギーの楽器製造者、アドルフ・サックスの誕生日です。
その名の通りサクソフォーン、通称サックスの生みの親であり、ベルギー
では200フラン紙幣に肖像が使用されていました。
父親もまた楽器制作に携わっていたこともあり、サックス自身も青年
時代から楽器制作を学んでおり、20歳になる頃にはバスクラリネットを
現在の形へ変える改良を施し、特許を獲得していたそうです。
この後も金管楽器などの開発を続け、三十代の頃に発明したサクソ
フォーンが彼の名を一躍有名にしました。サクソフォーン開発以降、
彼はパリ音楽院でサクソフォーン教育に生涯携わり、普及に尽力しました。
現在ではサクソフォーンの持つ音域の広さと大きな音量は様々な音楽で
重宝される存在になっており、ジャズ・クラシック・ロックなど多くの
ジャンルで活躍しています。
今日紹介する一冊は『知のビジュアル百科5 楽器図鑑』
(ニール・アードレー/著)です。
サクソフォーンをはじめ様々な楽器が写真付きで解説されている本に
なっており、見て楽しめる本になっています。
