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今日は、英文学者・小説家の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の忌日です。

 

今日の1冊は「小泉八雲:日本を見つめる西洋の眼差し」(筑摩書房編集部 /著)

アイルランド人とギリシャ人の血を引き、イギリス国籍をもつ作家

であった彼は、1890(明治23)年にアメリカ合衆国の出版社の通信

員として日本へとやってきました。

彼の作品である「怪談」やその中の一編である「耳なし芳一」など

を一度は目にした事がある方も多いのではないでしょうか。

これらの話は「再話文学」にあたり、彼の妻である”節子”から聞いた

日本各地に伝わる伝説、幽霊話などを独自の解釈を加えながら蘇らせ

たものです。

いくつもの血を引き、様々な地を転々としながら、最後に日本で帰化

した後「小泉八雲」と改名した彼ですが”いかなる土地にあっても人間

は根底において同一である”ということを信じて疑わなかったそう。

当時この考えは随分と異質だったとのことですが、現代においてはま

さしく真理!そんな彼の生涯をまとめた1冊です。

 

 

2024年 (令和6年)
11月23日(土)
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時間:9:00~20:00
休館:火曜日(毎週)、金曜日(最終週のみ)