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1917(大正6)年のこの日、栃木県の渡辺はまさんが、日本の女性としては初めて
自動車の運転免許を取得したことから制定されました。
現在は男女関係なく試験に受かれば運転免許を取得できますが、当時は運転手の
雇い主が警視庁に願い出て発行されるシステムになっており、自動車を持ってい
なければ、運転免許も取れないという決まりでした。全国共通の運転免許制度が
始まったのは、1919(大正8)年1月11日に「自動車取締令」が公布されてから
です。今日の1冊は『しげるのかあちゃん』(城ノ内まつ子/作、大畑いくの/
絵)です。2トントラックを乗りまわし、インパクトドライバーで犬小屋修理、
先頭に立ってボヤを鎮火、なんでもできる、頼もしいかあちゃんのお話です。