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今日は「いい服の日」です。
その名の通り、11(いい)月29(ふく)日の語呂合わせが由来になっており、学
生服や体育着などのユニフォームアパレルメーカーである株式会社「トンボ」が
2010年に制定しました。
ゆすはらは冷え込む日が多くなり、町はすっかり冬の表情。
筆者のクロゼットの中もなんとか衣替えを終え、ようやく冬仕様になりました。
ところで「持続可能な社会の実現」として国際的にSDGsが提唱される昨今ですが、
皆さんは自分が着ている衣服がどのように作られたものか意識したことはありま
すか?
衣服の製造販売は、SDGsの対象としてしばしば話題にあがる事柄のひとつです。
デザインや素材にはこだわっても、その服がどのような経路をたどって作られた
ものかまで意識することは、もしかするとまだ日本では一般的とは言えないかも
しれません。
本日はSDGsの観点からこちらの本をご紹介します。
『シンプルなクローゼットが地球を救う』(エリザベス・L・クライン/著)
消費社会と持続可能な社会、相反する二つの道。現代社会はその岐路に立ってい
ると言えます。これからの社会がどちらの未来に進むのか。
そのカギを握るのは、わたしたち消費者ひとりひとりです。
身近な物がどのように作られているのか、そしてそれが社会にどのような影響を
与えているのかを知る。
そのうえで自分にとって「いい服」とはなんだろうと考える。今日はそんな日に
してもいいかもしれませんね。