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11月30日は漫画家、水木しげる氏の命日になります。ゲゲゲの鬼太郎を
代表する漫画家であるほか、世界各地の妖怪を研究する妖怪研究家でもあり
ました。
妖怪研究家としての水木氏は、妖怪に関する世界中の資料の蒐集を行い、
『妖怪図鑑』として伝承をすることが主であり、「一反木綿」や「ぬりかべ」
などは、氏が描くまでは文字として残っているだけの存在だったそうです。
また、世界各地の伝承を集めた結果、おおよそ伝承に出てくる妖怪は千体
ほどで、似たような特徴を持つ妖怪が世界各地に居るという妖怪千体説を
唱えていました。
今日紹介する一冊は『水木しげる 日本の妖怪・世界の妖怪』(荒俣宏/監修)
です。水木氏が世界各地を回り集めた妖怪の伝承をまとめており、良く知る
名前もあれば、聞き覚えはないけれど、良く知る妖怪とにたようなことをする
妖怪など、様々な妖怪たちがまとめられています。
