1859年のこの日、ダーウィンの種の起源(しゅのきげん)初版が刊行されました。
今日の一冊は『ダーウィンの「種の起源」はじめての進化論』(サビーナ・ラデヴァ作・絵/福岡伸一訳)です。
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イギリスの自然科学者、ダーウィンの進化論は、当時神がすべてをつくったとする人たちの反発や論争を引き起こすことにもなったそう。
その内容をそのまま絵本にしようと思った作者は、優しいイラストとともに種の起源を描いています。
また現代の知識は絶えず進歩しているため、ダーウィンの文章に科学情報を補う形として、最後におススメの本が紹介されています。
優しい絵がページいっぱいに広がっていますので、子どもたちへの読み聞かせにもお勧めです。
絵と内容が、子どもたちの心に残る一冊だと思います。